2006年09月06日

 若「てんかん」発覚まで

若が初めてケイレンを起こしたのは1歳8ヶ月の少々風邪気味の時。
深夜3時過ぎ…全身硬直で白目を向いた状態が1分弱続いた。
初めての事に「これ何?」と戸惑いは隠せなかったが、ふと思いだした。
「これってケイレン?ひきつけ?確か時間を計るって聞いたことがある・・・」
若と時計を交替に見て経過を観察した・・・
ケイレンが治まると疲れたようにグ――っと眠った若。
検温しても37.5℃…特に高熱でも無いが心配で心配で誰かに聞きたかった。
でも時間は深夜…そうだ!!と思い付いたのが119番。
経過を話し今後の対処法を聞き、とりあえず朝まで様子を見て過ごした。
朝一で小児科受診。これっきりであってほしいと願っていた。

2回目は約2ヵ月後…やはり深夜、同じようなケイレンだった。
小児科で「念のため脳波をとりましょう」という事になり予約。
予約の日。念のため…と軽い気持ちで受けたのに、先生から言われた内容は
想像もしてなかった内容でした。
この時、私は「てんかん」という病気を初めて知りました。

診察室で 〜てんかんについて〜 という小冊子を渡されカルテには
 −てんかん疑い− と記されていました。
若の場合、2回とも熱が無い状態で起きていることから
今回の脳波に異常は見られないが、3回目は90%の確率で起きるだろう。
長期間の内服で発作を起こさないようにコントロールすることが必要。
長期服用により肝機能などへの副作用もある。
今日からでも服薬開始することをすすめる・・・と淡々と説明する先生。

『・・・えっ!!何言ってるの?てんかんって何?どうして?・・・』

私の頭の中はとても混乱していました。
結局その日は即答できず帰宅。
ず―っと薬を飲むなんて、副作用もあるって言うし・・・
何より 「若はもう普通の子とは違うの??」 って涙が溢れた。
そして健康に産んであげられなかった自分を責めた。

その10日後3回目が起きてしまった。
子供が順番にインフルエンザにかかり最後に若にきた。
夕方高熱でフーフー寝ていた時、頬を触っていたら「ピクッ」となり
そのまま首から上、顔面だけのひきつけを起こした。
熱性ケイレンで今回のような部分ケイレンはあり得ないらしい。
すぐ受診・・・「薬を始めましょう」  「はい・・・」
その夜から若の内服が始まったのです。

薬を飲んでても体調が悪い時はてきめんに発作が出ました。
インフルエンザから1ヵ月後今度は肺炎になり発熱時に全身硬直・・・
その又1ヵ月後風邪をひいて熱の上がり始めに軽いケイレン・・・
2ヵ月後気管支炎になり典型的ともいえる熱性ケイレン・・・
37℃に下がっていた熱が急激に上がった為でした。検温したら39.5℃!
・・・そのたびに、薬の量が増量されていきました。

そして定期的に行う脳波検査の結果は・・・
  初回      →異常なし
 2回目(3ヵ月後)→異常なし
 3回目(半年後) →初めて右脳に少し、てんかん特有の波形が出ました
 4回目(半年後) →前回同様、右脳に少し出ていました

現在・・・
最後のケイレンから今まで、ようやく1年が経過しました。
薬の血中濃度も安定しているし、私が見ている限り発作も起こしていません。
まだまだ油断は出来ないけど、この状態が続けばいいなぁと思っています。
posted by よつば at 11:35| Comment(4) | TrackBack(0) | てんかんについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 てんかんとは?

私自身まだまだ知識不足です。
つい先日てんかん協会主催の「てんかん講座」に参加しました。
そこで聞いた事や調べた事などを簡単にですが少しここで紹介しておこうと思います。

てんかんの発症には先天的なものと、腫瘍による脳の圧迫などや事故による
頭部外傷等の後天的なものがあります。
脳神経細胞の異常興奮による過剰放電により、本人には自覚がないまま
一過性の何らかの動作(発作=不随意運動)をしてしまう慢性の脳疾患です。

発作でよく知られているのは、ケイレン・全身硬直・意識喪失でしょう。
ここでは先日頂いた資料から発作の分類を紹介します。

●部分発作
 ・単純部分発作(意識障害を伴わない)
   運動発作・感覚発作・自律神経発作・精神発作
 ・複雑部分発作(意識障害を伴う)
 ・全般発作に発展する部分発作
●全般発作(けいれん性・非けいれん性)
 ・欠神発作 *ボーっとする
 ・ミオクロニー発作 *急にピクン!
 ・間代発作 *ガクガク震える
 ・強直発作 *ビクーン!!
 ・強直間代発作 *順に繰り返す
 ・脱力発作(失立発作) *カックンと操り人形の糸を切った様な状態
●未分類てんかん発作

このように分類されるそうです。発作の種類は本当に多種多彩・・・
私自身把握しきれていません。

現代医学での治療は薬物療法が主体で様々な種類の坑てんかん薬が
用いられています。
この服薬は、神経細胞の異常興奮による放電を抑え発作頻度を抑制・軽減して
周囲のまともな神経細胞への放電の伝搬を阻止する働きをします。
よって病気の本体である脳神経細胞の修復をするモノではありません。
発作をコントロールする為には、薬を長期間飲む必要があり
欠かさず飲み続ける事から副作用も有ります。
しかし先日の講座で、最近は脳外科手術なども行われてきていると聞きました。
もちろんすべての症例が対象となる訳ではありませんが・・・

てんかんは、長く付き合っていかなくてはならない病気です。
若のために少しでも多く理解していきたいと思います。
posted by よつば at 11:00| Comment(5) | TrackBack(2) | てんかんについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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